防音が高い部屋のポイント。構造や間取りも重要

物件情報にてよく見かける「RC」や「SRC」という文字。

お部屋を探すとき、物件の構造まで目を配れていますか?

ついつい実際の見栄えや設備面にばかり目が行きがちですが、防音性など住み心地を重視する方は多いはず。

住み心地を大きく左右する、物件の構造や間取りのチェックポイントについて説明します。  

 

建物構造の種類について

代表的な建物構造は以下になります。

 

・木造

・鉄骨造

・RC造…… 鉄筋コンクリート造

・SRC造…… 鉄筋鉄骨コンクリート造  

 

木造(W造)

アパートや一戸建てに使われていることが多い構造です。

コストが安く通気性に優れているのがメリットです。

反面、防音性や気密性は良くないため隣人の生活音が聞こえるといったケースも多くなります。  

 

鉄骨造(S造) 軽量鉄骨/重量鉄骨

鉄骨造には軽量鉄骨と重量鉄骨の2種類があります。

 

軽量鉄骨は小規模建築物やアパートでも使用され、鋼材の厚さが6mm以下のものを指します。

6mmを超えるときは重量鉄骨と呼ばれ、大規模な建築物(大型マンションやビル)にも使用されます。

防音性については、特に重量鉄骨の場合は木造よりも壁が厚くなることが多いため

木造と比較すると防音性は比較的マシと言えますが、鉄筋(RC)や鉄骨鉄筋(SRC)には劣ります。  

 

鉄筋コンクリート造(RC)

マンションや大規模ビルに使われることが多い構造です。

デメリットは木造に比べてコストが高いこと。

そのため、賃料や購入価格も木造や鉄骨造よりも高くケースが多くなります。

メリットは防音性や気密性の高さが挙げられます。  

 

鉄筋鉄骨コンクリート造(SRC)

SRC造は鉄骨の柱の周りに鉄筋を組み、コンクリートを打ち込んで施工した物件のことで

高層マンションや大規模なビルにも使われることが多い構造です。

防音性・耐火性に優れていますがコストが高いため 賃料や購入価格が高くなるのがデメリットです。  

そのほかにも

・アルミ造(AL造)

・コンクリート充填鋼管構造(CFT造)

・コンクリートブロック造(CB造) といった構造も一部ありますが

代表的なものは上記4つとなります。  

 

構造だけを過信するのは危険

防音性にこだわりたい方は、RC造やSRC造に住めば絶対大丈夫というわけではありません。

(もちろん木造よりも防音性が高いケースが多いですが)  

例えば、同じRC造でも隣人との壁が石膏ボードで作られているものなど

壁が薄いRC(目安として150mm以下)は遮音性も隣人との壁がコンクリートのものと比べ劣ります。

見た目にはわかりにくい部分ですが

コンクリート壁の場合、叩くと硬く詰まった感じのペチペチと音がします。

叩いた感じが軽く、裏側に響くような高い音である場合はコンクリート壁ではなく、

石膏ボードなど、防音性が低い壁である可能性があります。  

 

また部屋の真ん中で音を鳴らしたり声を出して反響がどの程度あるかも参考になりますので

内見の時はそういったチェックも重要です。  

 

間取りも重要なポイント

隣人の音が気になる方は構造だけでなく間取りにも注意しましょう。

例えば、壁の向こうがすぐ隣のお部屋の場合は音が伝わりやすくはなります。  

逆に、以下のような間取りの場合

防音に適した間取り例

間取り例

隣の部屋との間には収納スペースがあり隣人との壁の間に空間があります。  

音は距離も重要な要素ですのでこのような間取りですと防音効果がアップされます。

構造だけでなく間取りにも注目することが大切です。    

 

賃貸の場合は分譲タイプのマンションを検討するのもありです。

分譲タイプは構造や設備が賃貸マンションよりも良質なケースも多いです。

 

実際に見てみないとわからないことは多い

そのほかにも音の問題については周辺環境も大きな要因となります。

例えば、大通り沿いの建物でも

バルコニーの向きが道路沿いがそうでないかで音は変わってきます。  

実際に内見をしてみて、そして実際に住んでみてわかることも多いですが

騒音トラブルに巻き込まれないように物件探しの段階でポイントを押さえておきましょう。

わからないことなどは気軽に弊社にもご相談ください。    

 

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