「駅徒歩〇分」は本当?物件情報を正しく知るポイント

駅徒歩〇分は本当なのか?

道路を歩く人

部屋探しで物件情報を見ると

「秋葉原駅 徒歩10分」「浅草橋駅 徒歩5分」といった情報が出ます。

この時間は本当なのか?どういった計算で出しているのか?

といった情報や、また自分で判断するためのポイントを書きます。

 

距離の記載は正しいときも嘘の場合もある

物件の情報は様々なサイトに掲載されております。

その中には本当の駅徒歩の記載もあれば、嘘の時間を記載しているケースがあります。

同じ物件のはずなのに情報が違う場合などは典型的です。

 

駅までの距離や所用時間はどのように算出されているか

距離は徒歩1分=80mで計算されている

基準として不動産屋は1分=80mで計算をしています。街並みの写真

なので徒歩5分の場合は400m程度の距離になります。

ですが、街には信号や坂道などの要因もあるためその時間で到着しないことがあります。

信号や坂道が多いエリアでは注意が必要です。

駅までの距離は、駅の出入り口までで計算されている

駅までの距離については駅の出入り口までで計算されていることが多いです。

秋葉原駅の写真

駅からの徒歩で要する時間を算出する場合

地上駅であれば駅舎の出入り口、地下鉄の場合は駅の出入り口と定められています。

出入り口からホームまでの距離が遠い駅の場合は、

実際にホームの電車に乗るまでは想定以上に時間がかかるといったケースも多いです。

新宿・池袋といったターミナル駅のような大きい駅や、出入り口が多い地下鉄の場合は注意が必要です。

 

物件情報に嘘の所要時間が出ているのはなぜ?

実際は徒歩13分かかるのに徒歩10分と記載しているなど、

明らかに計算が合わない悪質なケースの物件情報もあります。

見栄えと検索にヒットされやすくすることも狙い?

物件ポータルサイトでは部屋探しの際には駅からの所要時間の選択があります。

その際、徒歩15分以内よりも徒歩10分以内で探す人がずっと多いです。

そのため徒歩10分と記載することで、検索のヒット率をあげるといった悪しき例もあります。

 

正しい情報を知るには

Googleマップなどで住所を調べれば場所を特定することができ、駅までの距離や時間を測ることができますが、

スーモやathomeなどのポータルサイトでは住所が途中までしか出ていないことが多いです。

そのため、以下の2つのポイントを押さえましょう

建物名で調べる

物件サイト建物名が出ている場合

スマホで家探しをする女性

新築物件でなければ、建物名をGoogleで調べることで正しい住所が出ます。

ただし、よくある名前の建物名だと同じ建物名の別物件と重複します。

「東京都台東区〇〇丁目」のように住所が途中まで表記されている場合は以下のように調べましょう。

(例)「〇〇マンション 台東区〇〇」

こうすることにより物件が特定でき、正しい住所がほぼわかります。

物件ポータルサイトの情報で調べる

建物名の掲載がなく、住所も途中までしか掲載がない場合は

物件情報内に記載されている情報でほぼ特定可能です。

例えば

【2012年築 42.52㎡ 台東区浅草橋5 1LDK 15万円】

といった部屋がある場合

【台東区浅草橋5 42.52㎡ 1LDK】

とGoogle検索をしてみましょう。高い確率で建物は特定できます。

上記では特定できない場合は、掲載されてる情報を検索に追加すればほぼ特定できます。

不動産業者に聞く

上記の方法が面倒な場合もあります。

その場合は掲載されてる物件を扱う不動産会社に直接聞くのも手です。

ただし、貸主都合もあり電話での問い合わせでは教えてくれないことや

来店や内見をすることを条件に住所を教えるといったケースもあります。

※弊社ではそういったことは一切行いません。

部屋探しは大変です。無駄足を防ぐためにも事前に物件の正しい情報は知っておきたいですね。

 

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