賃貸 の 退去通知 の時期に注意！ 契約書 の事前確認を忘れずに

契約書イメージ

新しい家を探すのには労力がかかりますが、退去前も労力がかかります。

一般的な退去の手続きについては以下のような流れになります。

1. 管理会社への退去通知
2. 引越し日の連絡
3. 引越し
4. 退去の立会い
5. 鍵の返却
6. 敷金清算

① 引越し日の連絡

新しい家探しや引越しを決意し、現住居を退去することを決めたら

まずは、現在の家の入居時に取りかわした契約書に目を通しましょう。

一般的に契約書面には退去の場合の通知の「時期」と「方法」

について記載があります。

（例）１ヶ月までに書面により退去通知を行う

といった内容です。

時期については１ヶ月前までにのケースが多いですが

これが２ヶ月前通知、物件によっては３ヶ月前通知の場合もあります。

通知の方法は書面の記載があれば書面ですが、書面の記載がなければ管理会社に退去通知も兼ねて

確認は行いましょう。電話での口頭で大丈夫な場合もあります。

また、退去月の支払いが「日割り」なのか「月割り」なのか「半月割り」なのかも

確認しておきましょう。

日割りの場合でしたら退去の日に応じて日割り対応となり損は少ないですが

それ以外の場合は損が生じる可能性もあるため注意が必要です。

② 引越し日の連絡

引越し日が決まったら、不動産会社への連絡を忘れずに。退去の立会いの日時を決めます。
※物件によっては退去立会いが無い場合もあります。

③ 引越し

退去の立会いまでに終えておきたいことは以下の通りです。
・水道・電気・ガスの手続き
・電話・新聞などの清算
・掃除。持ち物やゴミは全て持ち帰る(屋外の物も忘れずに)
・住民票の転居届
・郵便物の転送届の提出

東京電力のサービスでは引越し時の切り替えを一括対応できるサービスもあります。
【引越し連絡帳】　https://www.hikkoshi-line.jp/

④ 退去の立会い

管理会社立会いのもと、部屋の確認を行います。

入居時からあった傷などはその際に伝えましょう。敷金清算にも関わる可能性あります。
※嘘はダメですよ。

⑤ 鍵の返却

鍵の原本（コピーをもらっている場合コピーも）を不動産会社に返却します。

⑥ 敷金精算

敷金から契約書で定められている各種代金が差し引かれ、後日指定口座に振り込まれます。
※敷引きの場合など、敷金が全額償却され戻ってこない契約の場合もあります。